近年ソーシャルメディア上では、多くの健康情報が存在し、その中にはかなり不確かな情報も含まれています。全米医学アカデミーでは、情報源の信頼性を確認する考え方を検討し、2021年7月に発表しました。京都大学医学研究科医療情報学教室では、健康情報学教室と共同で、Google と京都大学医学研究科の医学分野DXに関する協定に基づいて、NAMの許可を得て、この論文を翻訳し公開しました。「少しでも出来るだけわかり易くするために」と、一部「超訳」した部分があるので、原文も並べて掲載しています。今後、日本でも関係学会で同様の文書作成などの活動が行われていくものと期待していますが、今回の「取り急ぎ」の翻訳発表が、こういった活動が始まっていく契機となることを期待します。

本文の閲覧はこちら